高円宮妃牌について

高円宮妃牌はランが大変お好きで、栽培もされている高円宮妃殿下がラン界のためにご下賜くださった賞です。この賞は原種同士の交配、または一方の親に、原種を使用した交配種が、その対象になります。つまり自然界で生まれ育った「恵み」から人間が何を創造し、人々の生活に潤いを提供できるか、そして自然の大切さを顧みる意味が込められています。

高円宮妃牌受賞花

C.WALKERINTER‘Mille-Feuilles’（walkeriana×intermedia）

1997年2月に開催されましたJOGA（日本洋蘭農業協同組合）主催　　第51回洋ラン展（渋谷・東急百貨店本店）に於いて、受賞しました。

牌は純銀製で次のランが江森若菜画伯により彫りこまれています。

Angraecum　sesquipedale

Neofinetia　falcata

当園もこの受賞を励みにさらに新品種作出のための育種に努力いたしたいと思います。